【完】神様のうそ、食べた。


夜だから人は疎らなのに、その疎らな人たちは大体カップルで、寄り添うように夜景を見ている。


ここのパーキングって夜景スポットなのかな?

そうぼんやり考えていたら、車から降りた部長が素早く私の方へ回り、ドアを開けてサンダルを履かせてくれた。



跪くように恭しく私に履かせてくれる部長に、私は簡単にときめいた。

長い指先が、私の足に触れて、
威圧的だけど整っている部長の顔を見下ろして、

簡単に私を浚ってしまった部長に。


そんなの、神様が許しても私には許されないはず。




「お前ら、デキてんの?」