「明日の試合で、俺がホームラン打ったらな!」

えっ!?
ふ、普通私が、じゃないですかぁ!?

たしかに先輩は四番で、私は9番だけど…っ

「わ…かりました。」

はすかしさとパニックで、私はこくりと頷いてから、先輩に背を向けた。

「大丈夫、絶対打つから俺を信じろ!」

い、意味わかんないです…先輩…っ

意味わかんないのに…なのに…なんで私泣きそうなのよ…っ