タイガは……いや、スネークは故郷に戻りたいのだろうか。
それとも、伊予原 椿紀とカズノリを戸籍に入れたいのだろうか。
或は他の目的で―――……?
俺が考えてると
「戸籍調べるって、心先生……ふつーには簡単に取れませんよね」響輔が冷めた目で心を見下ろし
「おまっ!!役所のPCハッキングしたんか!」
俺が勢い込むと、心は「ふー」と長い煙を吐き出し、そっぽを向く。
「ええやん。うちだってちゃぁんと税金払っとるさかい、ちょーーーっと盗み見させてもろても」
「そうゆう問題やあらへん!スネークはあらゆる情報網持っとるんやで!
バレたらどないするん!」
「バレへんもん」
心はまたもぷいっと顔を逸らして
「どこからそんな自信……」ガクリと項垂れてると
「誰もPCハッキングしたなんて言うてないやん。原始的な方法や」
心はまたもニヤリと笑い
「原始的な方法……まさか、役所に忍び込んだんですか!」と今度は響輔が勢い込み
「せや、役所は監視カメラも少なくて、これと言った大層なセキュリティもなかったさかい、忍び込むのは簡単やったわ~
ちょーーーーーーーと、警備員は黙らしたけどな」
と、心はカラカラ笑う。
原始的で安全っちゃ安全だけど…
大胆過ぎるだろ!!!!
やっぱこいつらの行動、予想不能―――!



