え―――――…… キスを―――されるのかと思いきや、響輔はあたしの唇から少し離れた場所をそっと撫で 「髪……くっついてんで…唇に」 ああ……さっき暴れたときにグロスにくっついちゃったんだわ。 慌てて鏡で直そうとすると――― 再び顎を掴まれた。 「い、今直すわよ。そんなに気になる……」 言いかけた言葉は 響輔の唇でかき消された。