。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅴ・*・。。*・。





ギャァ!!


何てこと言い出すんだよ、戒!!


で……でもいつも通りの戒だ。


つまりいつも通りエロい。


こないだまでよそよそしかったのが嘘みたいに今、あたしたちは距離を縮めて―――


でも―――


やっぱ汗臭いのはイヤ!


「しゃ、シャワー浴びてくる!」


あたしは勢いよく立ち上がり、逃げるように部屋を飛び出た。


「はー……戒が来てまた一層汗をかいたような…」


パタパタとブラウスをはたいていると、当然ながら着ている服も昨日のもので―――


うぅわ、やっぱこんなかっこでラブラブできねぇよ。


と、乙女な自分が顔を出す。


早くシャワー浴びちまって、んでさっきのことちゃんと謝ろう。


そう思ったけれど


「あれ??シャンプー予備切れてんじゃん。確か残りも少なかったような……」


何もかもスムーズにいかないあたし。


とほほ。


仕方なしにドラッグストアに買いに行くことを決めた。


風呂場から出てきたあたしを待ち受けていたのは、やっぱり戒で


「な、何だよお前!待ち伏せ!?」


とあたしの驚きにも動じず戒は


「何、風呂入らへんの?」


と不思議そうに首をかしげている。


「あ、うん。シャンプー切らしてて近くのドラッグストアまで買いに行こうかと……」


「じゃ、俺も行く」


と、言い出し、断る理由もなかったしそれに何故だか今はすごく離れたくないって言うか―――


一緒に居たくて、あたしはその意見に快諾した。