この真上って言うと、タクさんの部屋がある辺りだ。
んなバカな!
それでも俺たちは顔を見合わせて、慌てて立ち上がると部屋を飛び出た。
階段を駆け上がり突き当りの部屋、タクさんの部屋の襖を乱暴に叩いた。
「タクさん!居るんですか!」
中から返事がない。
「タクさん!」
もう一度呼びかけたが当然返事はなく、仕方なしに俺は襖を乱暴に開けた。
部屋の中は暗く、部屋の隅でタクさんはヘッドホンをしながらノートPCに向かって一人にやにやしていた。
タクさん―――………?
バっ!
俺はタクさんからノートPCを取り上げると
「ちょっ!メガネっ!!何しやがんだ!!」
タクさんが目を吊り上げて立ち上がったが、響輔がその行方を阻むようにタクさんの腕を捉えた。
「いてっ!痛てぇよ!響輔っ!!何なんだよ突然」
タクさんは怒りを困惑に変え俺たちの様子を伺っていたが、俺はその視線を無視してノートPCを覗き込んだ。
画面には
ほとんど裸に近い恰好の女がエロいポーズで何かを言っている。
エロ動画――――……?



