妹と夏。

「や、まあ冗談だってば。」




ケラっと笑う山田。





「お前が言うとどうも冗談に聞こえないんだよなー。」






「は?何言ってんの?半分は冗談だよ。」







じゃあそのあと残り半分は本気なのかよ。









「つーか別に彼女とかいらなくね?彼女いなくても思い出くらい作れることね?」









木野山がそう口を開いた。








「まあ、たしかに、無理に作るものでもないよな。」







「えええええええええ。でもほしくね?つーか、トリプルデートしてみたくね?」











「「それはたしかにできたらいいかもな。」」









「だろだろ?!」








たしかにトリプルデートか・・・。この3人で・・・。可愛い彼女と・・・・。できたらいいなあ・・・・。