屋上共犯者。




全部知らないで、

私が何をされても平気だと思ったらしかった。


私は静かに耐えていた。


心をなくせ、とひたすら念じた。




痛くない、

辛くない、

何も感じない。




じっと感情をなくして物になったと


思い込んで、


一人でいれば少しずつ孤独にも慣れていった。







だけど、それじゃ梓はつまらなかったらしい。