屋上共犯者。



それだけだって、

慣れるまでに時間がかかったけど。



こいつは多分、知らないんだ。



教室に入った時、

誰にも挨拶出来ない寂しさとか、


授業が始まるまでの間、

一人でいたたまれなくて教室の外に出る苦痛とか。


梓を含め、同じグループだった子達が

私を見てクスクス笑ってる視線を感じた時の、


胸をかきむしられるような気持ちとか。