屋上共犯者。






あれだけのことをしておいて、

こうやって普通に生活出来るんだ。



地面にを目をやると、

梓にされていたことがぶわっとフラッシュバックした。



――最初はただ、無視されるだけだった。


他の四人に壁が出来て、

入れない空気が作られて。


そしてあっさり一人になった。


一人でいるのは寂しかったけれど、

慣れれば平気だと思えた。