屋上共犯者。



地上を見下ろすと、やっぱり怖い。



ひゅう、と風が吹き抜けて、

スカートがひらひら揺れた。


まだ何もしていないのに、

手がしっとりと湿っていた。



力を抜いて、だらりと腕を垂らす。



「……はぁ」