私はぎゅっとスカートを強く握る。 どうか、たいしたことないよって。 すぐに治るんだよって。 そう、言って―― けれど拓斗の答えは、 そんな私の願いをあっさり打ち砕く物だった。 「そう。 心臓の病気」 拓斗は、本当にきれいな笑顔で。 「余命三ヶ月だ」