私は思わず肩をすくめる。 「……ごめん」 それから志乃は 優しい声で話してくれた。 「誰も瑞希の変わりなんか出来ないんだから!」 「……うん」 志乃の懸命な声に、思わず目頭が熱くなる。 「瑞希は瑞希でしょ! もう、簡単に死ぬなんて言わないで!」 「うんっ、ありがとう……!」 私は嬉しくて、ぎゅっと目を閉じて 志乃の声を聞いていた。