必死にその手を振りほどこうとするけれど、 まるで抵抗にならない。 「死にたいんでしょ? ねぇ、一緒に死んであげるから」 嫌だ、嫌だ、嫌だっ! 「……っ!」 そう叫びたいけれど、 息が出来ない。 ――苦しい。 涙が滲んで、視界がぼやける。 首に爪が食い込み、 ぎりぎりと締め付けられる。 「た……す、け てっ……」