それからタクトが手に取ったのは コーヒーのシガレットだった。 「これ、絶対タバコ吸う真似するやついたよな」 「もはやそのためにあると言っても 間違いじゃないよね」 そしてうまいね棒が山積みしているゾーンを見つけ、 タクトがキラキラした表情になる。 そんなに好きか。