パンダはすぐにその場にぽとん、と落ちてしまった。 「……ダメじゃん」 タクトは納得がいかないような表情だ。 「あれー? 計算では絶対取れるはずなんだけど」 私は機械の横に回り込んだ。 「でも、たしかにそっちから斜めに狙うと いけそうだね」