私とタクトはしばらく歩いて、 近くの商店街にあるゲーセンにやってきた。 そろそろ学校が終わる時間だからか、 思ったより学生がたくさんいた。 タクトは千円を両替し、 楽しそうに微笑んだ。 「さ、何やる?」 私はキョロキョロ店内を物色した。