「……分かった」 なんか、騙されてる気分。 まぁもう二度と会わないだろうし、 名前なんて何でもいいけど。 タクトは貯水タンクから降りて、 床にあぐらをかいて座った。 私はタクトから少し距離を置いて座り、 警戒しながら彼に問いかけた。