「加藤…お前、」 一瞬にして彼の顔が険しくなった。 「へ?」 急に態度が変わられて 私も間抜けな声を出してしまった。 「へ?じゃねえよ! お前怪我してたんだろ、消毒しないと」 “消毒”と言う言葉が私の体に入った瞬間、 脳は『逃げろ』を命令する。 (痛っ…) ぐねった部分が痛む、 どうしよう、これじゃ消毒させられるよ。