青空の下、君はかけぬけて


「加藤…お前、」

一瞬にして彼の顔が険しくなった。

「へ?」
急に態度が変わられて
私も間抜けな声を出してしまった。

「へ?じゃねえよ!
お前怪我してたんだろ、消毒しないと」

“消毒”と言う言葉が私の体に入った瞬間、
脳は『逃げろ』を命令する。


(痛っ…)

ぐねった部分が痛む、
どうしよう、これじゃ消毒させられるよ。