青空の下、君はかけぬけて


ゴール付近でわいわいしてると
金澤くんが先生にタイムを言って
わざわざ走って戻ってきてくれた。

「加藤…、正面から見てて笑ったよ
こける、って思った瞬間こけてくれたからな」

「みんなうるさいなぁ、褒め言葉ないの?」

「出た加藤の褒め言葉好き。
はいはい、よく頑張った頑張った」

「感情こもってない!」

金澤くんもいつもみたいに馬鹿にする。

あまり2人で喋る機会ないから
ちょっとドキドキしたけれど
それでもこうして普通に話せる今が好き。