青空の下、君はかけぬけて


「加藤らしーね」
「美優!もうほんとやってくれるね」
「お前なら絶対こけると思ったよ」

…なんて、みんなそう言う。
せっかく頑張ったのに!

先生までもケラケラ笑ってて
ほんと恥さらしだ。

あーあ、2年になったら
絶対めぐみたいになるって決めたのに。

せめて初めて同じクラスになる子には
しっかりしている子って見てもらいたい。

どんどん理想の私が遠ざかっていく。

でもこうして笑ってると不思議と
足の痛みも感じなくなっていた。