青空の下、君はかけぬけて


もういい、クラスの子も金澤くんだって
私が馬鹿でドジなことなんて十分承知してる。

今更かわいこぶって
「もう走れない」なんていうのは
私が許せない!

「かとうーー!がんばれ!」
「加藤、ゴールしたら飴ちゃんあげるよ!」
「相変わらず馬鹿なんだからーー!」

みんなは応援してるのか馬鹿にしてるのか
わからなかったけど
嬉しくて、頑張ろうと思えた。

左足を少々引きずりながらだったけど
何とか最後まで走りきった。