赤眼ルーキーズ

「んじゃあ、皆のおまちかね！」

よしはる先生がそう言うと五月蝿かった教室がもっと五月蝿くなった。

「じゃあ、はいってきて〜。」

そう言ったのと同時にガラガラっと扉を開けた。

入ってきた彼女は、







とてもキレイだった。

周りをみると誰もが見惚れる容姿。容姿と言うか、雰囲気が彼女がきて変わった。

「私の名前は、シャネ。氷の五階級エイジアスを宿したエイジストで、アストリア地区出身よ。まあ、エイジアスが宿ったんでこっちに越してきたって事ね。分からない所とかあるから、そこのところよろしく。」

なんだろう。

「おい、あれ、絶対にツンデレだよな。」

俺の後ろの席の蓮が小声でそう言った。

効果音を付けるとツーンって感じの自己紹介に俺は、少し動揺してる。

(あれが、ペアでやっていけるかッッ?!)

そもそも、エイジストはそれぞれ武器を持っていて尚且つ三階級以下は、まだ未発達で本番で死ぬ確率が増える。武器を所持していても判断力、行動力が試されてしまう。

必然的に五階級の俺とシャネは、ペアが必要になってしまうってわけ。

そこで、ペアというものが始まった。ペアは、自分と相手を助ける事でお互いの力が発揮される。まあ、誰でもいいってわけゃないけど、だいたいの人は、すごい拒絶反応がなければ他人でも平気だ。
まあ、ペアになるには儀式があってそこで相性がわかるがな。

簡単にいうとペア(予定)の俺とシャネは、一心同体になるってわけだ。(予定)

一生ずっと同じになる。例外がなければな。

「ちょっと、あんた。」

そんな事を俺が思ってたら、いつのまにか彼女________シャネが俺の席の前に立っていた。

「名前は？」

「雄。神前 雄だ。お前俺のペアになるんだろ？よろしくな！」

まあ、人は第一印象が大事だと思う。

「キモい。」












_______は。