なんだか名残惜しいっていうか さみしいって言うか。 ただまだ離れなくなかった。 「あっ、うん!またね!」 それだけ言うの精一杯だった。 「夜、変なやつ多いから気をつけろよ!」 手をひらひらさせこっちに笑みをこぼして暗闇へときえていった。 自分でも信じられないくらい 頬は暑くて胸が苦しくて。 これが本気の恋なんだって実感した。