私は陵くんに助けられた。何回も。 私も、陵を守りたい。助けたい。 好きだから。 きっと大丈夫。何回も、見てくれるひとが私にはいるから。 もういい加減、次に進むべきじゃない? 隣には幸せな顔をする陵。 思い浮かべてみたけど、楽しそう。 思い浮かべるだけじゃ足りない。 たとえ、どんなに辛くても。守りたいっていう気持ちがあるから。 幸せは自分で掴んで、守りたい。 だって、いままでは…出来なかったから。