光希side

この刹那って人、気配って言ってたけどあんなに離れている魔獣がこちらに来るのがわかるなんて…

ぐるぐると頭の中をいろんな考えが行き来して刹那の声は聞こえていなかった

刹那は私の額を指で軽く押すと

刹那「聞いてるの?」

と言ってきた

光希「へ…あ、うん…いつからここにいるか、だっけ…?」

刹那「うん、覚えてるならていいけど…」

光希「えっと…今日のついさっき…気がついたらここにいた…」

刹那「ふーん…私らと同じか…」

私らと…?ってことは刹那も気づいたらここにいたってこと

あと、私らとってことは刹那と私以外にも他に人がいるってことだよね