「うわっ!人多い・・・」


「だなぁ~・・・」

「裕也お前見てこいよ!」

「はぁ?なんで俺なんだよ!
 悠馬が見てこいよ!」


「いやだね!!こんな中に行けるか!」

「なら一緒に行くぞ!俺だけは不公平だ!!」


「はぁなんで俺まで! 
 ちょ・・・痛いって!!」


無理やり人ごみの中を連行されていった。




そして掲示板前。



とつぜん耳をつんざくような声が聞こえた。



「あっ!あったぁ~!!」


きゃぁ~!!


「やったぁ~一緒だねぇ~!!」


甲高い女子のこれに俺は耳をふさいだ。


「うるせぇ~・・・」



「まぁまぁ可愛い子たちだしいいじゃん?w」




そう裕也に言われてその方向を見た。