「……奈々、明日までにコレを、しあげてくるように。テストを受けてもらおう。どれくらいの学力か調べるためにな。」
そう言って渡された……束になった紙。
100枚は軽く超えている。
こんなの、明日までになんて到底無理。
それにテストだなんて。
「…先生、流石に無理です。」
「いいや、できる。」
は?
………この教師野郎(怒)
「1日で。いや、半日で、
できるわけないじゃないですか!!」
「なにを言ってる。
寝ないですればギリギリ間にあうだろう?」
……寝ないですれば?
なにこの教師っ!有り得ないんだけど…。
「先生っ!いくらなんでもヒドすぎます。
今回は見逃してあげて下さい。」
唯が反発した。
唯…っ!ありがとう!


