君の想いと私の恋。

今私は屋上で炭酸飲料を片手に
春の隣に座っている。

「で、話したいことって?」
疑問げな顔をして春が訪ねる。
「中3のバレンタインデーの翌日に春が言ったでしょ?」

「あぁ。あのことか…」

「うん。あの言葉の意味を
教えてほしいの」


「それは…

今は言えない。ごめん。」

そう言って春は立ち上がり屋上を後にした。