君の想いと私の恋。

廊下にでて友達の杏(あん)と話していると見覚えのある背中が…

「あ!春!」
そう言ってかけだすとその背中は一瞬振り返り、かけだした。

「おぃ!逃げないでよ!」
そう言って必死に手に持っていた鞄を投げると、見事に命中☆

「いったー!
なにも、鞄投げる事ないだろ!」

「だって、春が逃げるからじゃん!」

私も春も顔を真っ赤にし、
すこし沈黙になったが

「とりあえず、話そうよ?」

その沈黙は春の言葉でうちけされた。