「それでも、私に連絡をと…」
「え、何で中川に連絡しなくてはいけないの?私と要は婚約者なんだから、いいんじゃないかしら?」
「玲香様がそう思われていても、要様からそうしろ、との事です
そうなさらないのであれば、要様にお伝えします」
すると、玲香さんはクスッと笑った
「あなたも随分、偉くなったものね
詩織さんが関係してるのかしら…?」
「私だけではありません
要様もでございます
…とにかく今日はお帰りください」
「嫌よ?
とりあえず、ここにいないのはわかったから、違うところ探して来るわ」
玲香さんは足早に出て行ってしまった
「…詩織様、大丈夫ですか?
何か、要様と…」
泣いている私の顔を見て、中川さんは心配そうな顔をしている
