「あら、どうしたの
そんなにびしょ濡れで
寒くなあい?大丈夫かしら?」
「いえ、大丈夫です…」
「あ、言っとくけど
その汚い格好で私に近づかないでね」
「…はい」
あなたのご友人さんたちが、私をこんな格好にしたんですけどね
「念のために言っとくけど、私と要は婚約者なの
あなたが入ってきても全然恐くないから
それに、要が言っていたわ
あなたはただの玩具だって
暇つぶしのための玩具だって
あなたがこれから先、傷つかないために言っておいてあげる」
玩具、か…
人としても見られていなかったのかな…?
玲香さんの前を一礼してその場を去った
…もう帰りたい
早く時間が過ぎてほしい
すると後ろから上着を掛けられた
