その鎖で縛りつけて



「後で、ではないですよ…」



はあー…と溜息をついた中川さん


そしてきりっとした顔つきで言った



「お楽しみのところ申し訳ないのですが
要様、お仕事が残っております」



「今日はもういいだろ
明日にしろ、明日」


相変わらず怠そうに答える西園寺さん




「よくありません!そう言ってどんどん溜まっていくのです‼」



「わかった
行けばいいんだろ、行けば」



「はい」



何だかよくわからない話をしながら
2人は私の部屋を出て行った



私はというと、超高級ふかふかソファに身を預けた



こんな高級なとこ小さい頃は憧れていたけど
まさかこんな形で実現するとは…