「…え」
私の身体は全身びしょ濡れになってしまった
聞こえたのは、クスクスという笑い声と遠ざかる足音たち
「ざまーみろ」
「要様を落とそうだなんて百万年早いのではなくて?」
いやいや、私は何もしてないっつーの…
それに今までの女性みたいに、私も飽きられたらポイされるだけだと思ってるんで…
「…くしゅ」
ううう…寒くなってきたな
こんな薄い服に水がかかってきたら
どんどん身体が冷えていってしまう
仕方ないけど、出よう…
びしょ濡れで出て行ったら何言われるかわからないけど…
と、思って鍵を開けようとしても開かない…
ガタガタガタ…
ドアを大きく揺らしてみても開かない…
ああ、閉じ込められてしまった…
