その鎖で縛りつけて


「支度はできたか?」


「は、はいっ…」

今日の要さんは髪を上げていて、いつもよりセクシー…なのだ


「いってらっしゃいませ」


車に乗って、私の隣には要さんが座っている


「詩織」


名前を呼ばれて、振り向くと抱きしめられた


「かっ…要さん…‼︎」


「俺はあんまりお前の側にいてやれないけど
できるだけ人の多いところにいるんだぞ
何されるか分からないからな」


中川さんと同じ事を言っている…

やっぱり、要さんを狙ってる女の人は多いのだろうな…


「分かっています」


「祐樹もいるから、何かあったらあいつにも助けてもらえよ」


「はい」


ドアは開かれて、私はまず一歩車から出た