「詩織」
「あ、は、はいっ」
呼ばれて振り返ると、要さんが私の髪に指を絡めてきた
「今からまだやらなければいけない仕事があるんだ
今日はもう風呂に入って、寝ていてもいいぞ」
「はぁ…?」
「もちろん、詩織が俺と一緒にいたいのなら俺の部屋で待ってていいから」
そう言って、私から離れていった
どうしたんだろう
今日の要さんはおかしい
いや、おかしすぎる
それより、明日のパーティーのことについて中川さんに早く聞いておこう
お金持ち様のパーティーなんて
行くの初めてだから、大恥なんてかきたくないもんね
この前、使用人さんがたくさんいた部屋に行ってみよう
行ってみたら、この前よりたくさんの使用人さんたちがいた
