その鎖で縛りつけて


「あ、そういえば詩織ちゃんってどの辺に住んでるの?」


「私ですか?ここから車ですぐの所です
歩いて行くと少し時間のかかる所で
特別な事情で豪邸に住ませてもらってるんですけど…」


「え、この辺にある豪邸に住んでるの?
だったら西園寺家のとこじゃない?」


「え、そうです!何で知っているんですか?」


「ん?まあ色々とね〜」

と言ってニコニコしているけど
祐樹さんは只者ではないと思う


だって今なんかすごい厚さの書類を読んでいる

なんかグラフとか見えるから、会社で結構えらい方なんじゃないかな…


「祐樹、オムライス」


マスターがオムライスを置いた


「わーい‼マスターのオムライスは最高だから毎日食べても飽きないよ」


「え、毎日ですか⁈」


「うん
まあ、外せない用事がある時以外
僕のお昼はオムライスだよ」


「あ!この前オムライス絶品だ、って言ってましたよね」


「そうそう
詩織ちゃんも食べる?僕の少しならあげるよ?」