その鎖で縛りつけて


「詩織、お前は運命って信じる?」



「だから…っちょっと重たいですって‼
起きてください…‼」



すると私を優しく起こしてくれて
離れたと思ったらまた私を抱き寄せた



「俺は…運命信じたい」


「どうしたんですか、急に」


「どうもしてない
詩織からいい匂いがする」



「いやいや、まだお風呂はいってないから臭いと思いますよ?」


「詩織の匂いがする」


どうしたんだこの人は‼

急に甘々オーラになっている‼‼‼


さっきまで不機嫌で私を襲おうとしたくせにどうなっているのだ



「失礼いたします」


中川さんの声が聞こえた瞬間私は素早く要さんから離れた


「要様、お茶のご用意をさせていただきます」