その鎖で縛りつけて


ーーー

「詩織様」


中川さんに声をかけられて、起きる


「あ、…すみません
ありがとうございます…」



かなり、深い眠りに入ってしまっていた…


「着きましたよ
今からお荷物運ばせていただきますね」


ってか、ここもなかなか大きい家だな…


「実里、圭!
詩織様が来られたぞ」


すると、すごい勢いで家から2人の男女が出てきた


「おぉー‼︎どーもよろしくです〜」


「わ、わ!可愛いじゃん‼︎」


ふたりとも、私とそんなに年は離れていないような気がする


「私は用事があるから、もうすぐ行くが
失礼のないようにな」


「はいはい
中っちゃんはお堅いねぇ〜」


「それと、万が一要様が来ても、詩織様とは会わせるなよ」


「あんたの主人なのに、酷い言われよう」


そして、中川さんは私の方を向いた


「また、来ますので何かあれば、遠慮なくおっしゃってくださいね
この2人が気に入らないようでしたら、おっしゃってください」


「あ、いや、…そんなことは…」


「もういいから、早く行ってよ〜
詩織様なら、大丈夫だから〜」


「そうそう
圭ちゃん、こう見えても器用なの知ってるでしょ
中っちゃんは気にせず行ってらっしゃーい」