「理央〜〜〜これからも友達だよね〜?」 泣きじゃくる友人にあたしは抱きしめられて、 周りの鼻をすすってる音や泣き声を聞きながら ああ、卒業したんだなって実感する。 一週間なんてあっとゆーまで。 卒業式なんてあっとゆーまで。 みんなが泣いてる中、涙すら流さないあたしは、1人先生のことを探していた。