「また、来たのかよ。 懲りねえやつだな、お前も」 明日の授業の準備をしてる彼こそ、 体育教師の早川先生。 あたしの想い人である。 「来たよ。だって先生にちょっとでも会いたいんだもん」 あたしの気持ちは、1ヶ月ほど前に伝えてある。 「何度来たって同じだ。 俺はガキには興味ない、帰れ」