あたしは、制服に着替えて一階へと降りる。 「ごめんねえ、涼太くん、毎朝毎朝」 「いえ、いいんっすよ! 手のかかる妹みたいなもんっすよ」 リビングにて、お母さんと涼太の間で繰り広げられる会話。 いやいや、妹って!! 「あたしと涼太は、同い年だもんね!」 そう言って、あたしは涼太の隣に腰掛ける。 「はいはい、襟たってんぞ? ほら、早くメシ食って、用意しろよ?」 ………同い年だもんね!!