「ねえ、愛! 速水先輩カッコいい〜!」
「はいはい、かっこいいね〜」
とある放課後、わたしはある先輩を観察しに体育館へとやって来た。
ほぼ毎日と言っていいほど、わたしの友達の早瀬 花香に付き添いで来てもらっている。
一人で見るのは何だか虚しいような気がして花香に頼んで無理矢理にでも誘った。
でも、そんな花香には付き合って三年経つ彼氏が居るからか、速水先輩には興味もない様子で腕を組ながらジーっと見る。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…