もう一度



「うー…はぁ…」

「亜琉愛どうしたの⁇」

教室に着くと、亜琉愛があたしの席で唸ってた。

「あ、涙‼︎ごめん、席勝手に借りて。」

「ううん、いんだけど。どうしたん⁇なんかあったん⁇」

あたしがそう言うと、宿題忘れた…と声を落として教えてくれた。

「なんだ、そんな事でこの世の終わりみたいな顔しないでよ。見せてあげる」

あたしはニコッと亜琉愛に微笑む。

「神‼︎女神‼︎天使‼︎ありがとう涙‼︎」

今度は教室全体に聞こえる声で叫んだ。

「涙〜俺にも見せて〜」

そのせいで隣で寝てた、ハルのことを起こしてしまった。

「ハル、おやすみ。永遠に」

あたしがそう言うとひでぇーと言ってまた目を閉じた。