不器用男子の告白の仕方。





俺的には、中尾か山口あたりが怪しいと思うんだよな…!!




と推理を巡らせていると




「…あの、五十嵐」



「なんだよ!!」




今悪いけど忙し…



「あの…今のって、告白ってことで…いいんでしょうか?」



「…は!?」












なんだその恥ずかしい質問はー!!!



「お、まえ…!」



顔にカーッと熱が集まるのが分かる。




そんで上目使いでちょっと遠慮がちに見るのやめろ!!!!




「だってわかんないもん!告白とかされたことないし…」




あー。でも、やっぱりバカだ、俺。




俺のすぐ近くで、恥ずかしそうに目を伏せるアイツが




…なんか、すげー、可愛い。







「…告白なら、しただろ」






無意識のうちに、手がアイツの髪の毛に触れて




ビクッと肩を震わせる長澤。





…バーカ。






「…なんで、わかった?俺だって」




長澤はグ、と、一瞬だけ言葉に詰まると





「…別に。


そうだったらいいなって、思っただけだよ」





…あー。



反則だ、こんなの。





「………ふーん」





熱くて



どうしようもなくて



めちゃくちゃにしたくて




…じっとして、られないような。




ギュッ





「痛っ!」





…やっぱりいつも余裕ないのは俺ばっかりで。




フニフニした柔らかい長澤の頬を、思い切りつまんでやった。