教室に戻ると光が青ざめた顔の
柊と喋っていた。

『愛花ちゃんありがとう。伊吹にも伝えとく。』


伝える?なにをだ?

『ありがとう!ぢゃ私行くね!!』

急いで走って行った。
なんなんだ?

教室に入ると光が、、、

『伊吹、今の授業で詩織ちゃんが倒れたって』

はっ、、、?

上手く状況が掴めない。
なんで休んでるアイツが倒れるんだ?

『体育走ったんだって』

まさか!?アイツは喘息持ってんだぞ?
なんでだ?

『それで、急に倒れて佐藤が保健室まで運んだって』

はっ!?はっ!?
佐藤誰だそいつ。

『お前なぁ、いー加減覚えろよ。佐藤 翔お前の次ぐらいに女子から人気で、噂では詩織ちゃんが好きだとか』

『光、それまぢか?』
俺が低い声でゆーと

光はうんと 返事した。

情けねぇ・・・。
俺はアイツぢゃなくて、今野を助けた。
アイツのことは俺が守りてぇーのに、、
アイツに合わせる顔もねーや。