急いで戻っていたけど
なかなかスピードがでなくて
結局保健室に運んだ後にチャイムが鳴った。

手当をやって、もう用は済んだので教室に戻ろうとしたら。

『あのぅ、名前聞いてくれないんですか?』

はい?
今のは空耳だろうか。
普通俺の名前の聞くなら分かるけど
なんで、俺がお前の名前を聞くんだ?

『普通の男の子なら私に聞くよ?』

『いや、別に知らなくていいし』

『私は今野 彩華よ』

いいって言ったのに、勝手に自己紹介してきた。

今野、、、って
今野!?!?

あの噂女か、、、、。

『あのさ、意味のわからない噂流すのやめてくれない?こっちが迷惑』

俺がゆーと、、、

『ぢゃあ、これから本当にすればいいのよ』

はい!?
あなた日本人ですか?
ありえねーし。

『どうゆう意味だそれ』

さっきよりも冷めた口調で言った

『私、貴方が好きなの!!』

『悪いけど、俺お前の事知らねーし』

『お試しでもいいから!』

お試し?そんな簡単なもんなのか?
コッチはアイツに怖がられていて
まともに会話もできねぇーのに。

『俺、そーゆ女が一番嫌い。』

その言葉を残して俺は保健室を出た。