この、建物は。
ここら辺で唯一の、産婦人科。
そう、那奈の働いている病院。
「ここに、柚希が入院してる」
え……?
産婦人科に……入院って……。
さっきの話を思い出す。
嫌な予感で、言葉が出ない。
「また、子どもを、堕ろし……」
「なんで?どうして?どういうこと?」
心臓の辺りを冷たい何かが通り抜ける。
「俺、正直、前の時は何とでも言えるよなーなんて、後から思ったりもしたんだ。証拠を出せとも言えないし」
「証拠?」
「本当に妊娠してたのか、とか、手術したのかとか」
「あぁ……」
「でも、今度は本当に入院してる」
二人で思わず病院を見上げる。
ここら辺で唯一の、産婦人科。
そう、那奈の働いている病院。
「ここに、柚希が入院してる」
え……?
産婦人科に……入院って……。
さっきの話を思い出す。
嫌な予感で、言葉が出ない。
「また、子どもを、堕ろし……」
「なんで?どうして?どういうこと?」
心臓の辺りを冷たい何かが通り抜ける。
「俺、正直、前の時は何とでも言えるよなーなんて、後から思ったりもしたんだ。証拠を出せとも言えないし」
「証拠?」
「本当に妊娠してたのか、とか、手術したのかとか」
「あぁ……」
「でも、今度は本当に入院してる」
二人で思わず病院を見上げる。

