バレない程度に
驚いた。


なんとも言えない
今日の彼女。




雪の女王でもあり
ぶりっ子でもあり
俺の彼女で、良く泣く人でもあり…



そんな彼女に
似合っていた。




何とも、何も言えない俺に
彼女が言った。








「…カッコいいね」






俺はゆかの手を引いた。