タイトル



病院を出た所に
母がいた。


何も変わらず、
いつも通りの服装でいつも通りの笑顔で
そこに立っていた。




改めて見ると
母はとても小さな人だった。


小柄でどちらかというと
可愛らしい人であった。


こんな小さな人に
俺は頼って来たのか、甘えていたのか、
そう思うもと口に出せない何かが込み上げた。







「いってらっしゃい」








母の言葉に
笑ってうなずいた。